.Doctor TOMO & Havester KITA's Live Live 2002


1/12 Tequila Circuit 曙橋 Back In Town
at 曙橋 Back In Town
2/15 Keiko Walker Band Birthday Live
at Jimmy’s Eat & Beat
2/17 東京ボブディランスペシャル寿ライブ
at渋谷Dr.ジーカンズ
2/20 Tequila Circuit その2
at 曙橋 Back In Town
2/21 Broken Ashes 銀座 Rocky Top
at 銀座Rocky Top
2/24 Orange County Brothers
at 新宿タワーレコードインストア〜赤坂グラフィティ
2/25 Shime & 西海じゃなくて? "Tequila Circuit"
at Jerry Jeff



 Tequila Circuit 曙橋 Back In Town
<Doctor TOMO より皆様へご挨拶>
皆様、Doctor TOMO & Harvester KITAがお届けするLive Live HPへようこそ!
生のライブレポートを楽しんでいってください。そして次は是非あなたもライブへ!
記念すべき初めてのレポート、そして今年一発目のライブはTequila Circuitです。
TOPページにも紹介されているように、わたくしDoctor TOMOはTequilaの数多い私設応援団長の筆頭者を自認しております。ご存知でない方に簡単に彼らの足跡を紹介しましょう。
Shime西海孝奥沢明雄(オックン)が1985年頃、渋谷のAspen Glowという伝説のライブハウスで何となく結成したらしいトリオです。完全無敵のコーラス、テクニック抜群のアコギで聴衆をぐいぐい引き込んでいきます。70年代ロックのカバーが中心ですが、Shimeやオックンのオリジナルもいけます。彼らに関する詳細はファーストCDのライナー、またはシンコーミュージックのアコースティックギターブック14(最新号)でご確認を!
では早速、レポートに行きましょうか。
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さて場所は新宿から地下鉄で二つ目という絶好のロケーションにオープンしたばかりのモダンフォーク調ライブハウス、Back In Townです。音響設備も贅沢な品揃え、お料理も豊富なメニュー楽しめます。1セット目はニール ヤングのLong May You Runから始まりDeep River Blues, Bump In The MiddleとファーストCDからの選曲が主でした。カバー中心ですが、完全にテキーラ三人のサウンドになりきっているところが凄いのです。ある部分オリジナルを凌駕していますね。このセットはI Feel Fine , We Just disagreeで終了。
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2セット目はゲストにルクプルのサポートなどで知られるカントリーピアニスト、宇戸俊秀君を迎えOh Lonesome Me, Lost Highway, Hey Good Lookin'の3連発。場所柄を意識して古いスタンダードが多めなのかなと思ったところ、スマップの「夜空の向こう」が飛び出し、客席はびっくり!!でもこれいい曲なんですね。Mr. Bojangles, Crazy Loveと続き、Shimeのボーカルは最高です。
わたしは日本のJerry JeffかDoug Sahmかと感じています。最後は新しいオリジナル、「君がいてくれて良かった」で終わりました。
今日はオリジナルが少なかったかも。でも宇戸君のピアノが気持ち良かったですね。Back In Townでは月一回ブッキングされます。
by Doctor TOMO
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Keiko Walker Band Birthday Live at Jimmy’s Eat & Beat
 今回のライブレポートは、Keiko Walkerさんです。これまたトップページにも紹介されているとおりわたしは永年にわりKeikoさんのライブを追っかけてきました。Keikoさんに関する詳しい情報は、彼女のHPをご覧下さい。
この日2月15日Keikoちゃんのバースデイライブは人気スポット、お台場のJimmy‘s Eat & Beatという洒落たレストランが会場でした。店内はコカコーラのアンティークがずらりと展示され、窓からはレインボーブリッジが見え、雰囲気最高です。カントリーロック仲間のE.S.氏、M.S.氏とビールを飲みながらわいわい騒いでいたのですが、けっさくだったのは三人とも最新号レココレを持って、東京ボブディランの記事について話し始めたことでした。おまけにわたしは特別増刊号George Harrison追悼特集まで買ってきましたが....(^^;!
 そうこうするうちにステージのスクリーンが上りKeikoWalker Bandの登場です。いつもきれいなKeikoちゃんがますますきれいで思わずうっとりしてしましました。
場所によってはピュアなカントリーも聞かせてくれますが、ここでは彼女のルーツでもある英国のトラッドやアイリッシュをたくさんやってくれます。バックはドラムの河崎真澄(以下敬称略)、Keikoちゃんを永らく支えるベースの林孝明(←)、アイリッシュフルートの安井マリ、アコーディオンに佐藤芳明、チェロに白神あき絵、そして新加入、弱冠23歳のギター長岡亮介です。
 亮介(←)は左利き用の白いストラトを逆さに持って、まるでJimi Hendrixじゃないか。アップテンポのカントリーナンバーではウルトラテクニックの本領発揮!今後の活躍が期待されます。
みんなが大好きなGram ParsonsのGrievous Angels、Sheryl Crow、Little FeatのWillin'などのカバーやブリティッシュトラッドのThe Water Is Wide、Take Away The Load、Down By The Sally Gardenが続き、おっと次はFleetwood Macの Rhiannonではないか!Stevie NicksよりKeikoちゃんの方がいいぞ!そしてMCでまた偉大なミュージシャンが逝ってしまいましたと来たので、おおっ、Waylon Jenningsだっ、Ain't Living Long Like Thisに違いない!と思ったところがGeorge Harrisonの話でした。
何っ、KeikoちゃんがGeorgeの曲を歌うのか!とわたしは色めき立ちました。しかし演奏されたのはHere There And Everywhereでした。そりゃあないだろう、Keikoちゃん!これじゃJohnが死んだときにラジオでYesterdayを流したのと同じではないですかっ!とわたしはがっかりしたのでした。
Keikoちゃん辛口レポートでごめんなさい。また4月19日もJimmy's Eat & Beatに行くからね!
by Doctor TOMO
Keiko Walkerについて Harvester KITA より一言>
 2000/2/9に銀座ナッシュビルで初めてKeikoちゃんを聴いたとたんにファンになってしまいました。(その時はShimeとのユニットのBroken Ashesでの出演)
そのあとすぐに京都でのLIVEがあり、当然のごとく駆けつけました。
 で、このことを某BBSに書き込みしたときにメールをくれた大ファン?!がいました。
それが、TOMOさんだったのです。
 こうして振り返るとKeikoちゃんは本当の意味でのこのHPができるきっかけの人かもしれません。もちろんその相棒のShimeも同様ですが(~~;;
 それと、Keikoちゃんの本当の誕生日は2/17ですHi!
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東京ボブディランスペシャル寿ライブat渋谷Dr.ジーカンズ
 さてレポート第三弾はメジャーなメディアでも話題沸騰中の東京ボブディラン(以下東ボブ)です。
 この日、2月17日は高円寺を中心にライブ活動を展開するRedwood Brothers Band成田氏のウェディングパーティーということで、わずか三曲のみの演奏でした。
 しかしレポートしなくてはならない極めて重要な状況が発生しました。かねてから東ボブにクラレンスホワイトばりのストリングベンダープレイヤーを参加させたいという、根強いファンからの要望が絶えませんでした。またの名をクラレンス白(シロ)とも呼ばれる成田氏がついに自慢のベンダーを抱えて東ボブとともに同じステージに立ったのでした。ストリングベンダーに関する詳細は是非、Redwood BrothersのHPをご覧下さい。
 そして東ボブ「Congratulation Mr. Narita!」のMCで始まったナンバーは"You Ain’t Goin’ Nowhere"です。イントロのギターサウンドが泣かせてくれます。今後も東ボブ成田氏の共演は各所で見られると期待されます。しかし成田氏ヒゲはかっこいいが、東京クラレンス目指すんだったら少し減量しないとね!
東京ボブディラン with
NEVER MENDING TOUR BAND
(写真提供:まめお様)

by Doctor TOMO
(当日のではありませんが、東ボブバンドの写真です。 KITA)
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Tequila Circuit at Back In Townその2
 またしても片寄ったネタで申し訳ありません。m(__)m Tequila CircuitBack In Town、その2です。
 どうせ今日も同じような構成さと思いながらもついつい仕事帰りに寄ってしまったわたしでした。しかしびっくり!オープニングがNeil Young"Mother Earth"なんてのから始まって、これはいつもと違うぞ、何やら不思議な予感が!
 そして西海氏が珍しいことにエレクトリックマンドリンを持ち出し、ブルーグラスのオンパレード!!わたしは音源および映像記録用具一式を持参しなかったことを悔いました。
 昔、Tequila Circuitのメンバーがブルーグラスワカダンナと名乗っていた頃のレパートリーをたくさんやってくれました。ステージ終了後、西海君はわたしに向かって「どうだい、いつも同じと思ったろうが、侮れないだろう。わっはっは!」。今夜も気持ちの良いライブでした。
by Doctor TOMO
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Broken Ashes at 銀座Rocky Top
さて今回はわたくしとKITAさんイチ押しのユニット、Broken Ashesです。
Tequila CircuitのメインボーカルのShimeKeikoちゃんのコンビですから悪いはずがありません。彼らのファーストCDは素晴らしい出来です。二人の繰り出す声は何者にも代え難い、絶妙の魅力があります。CDの発売から早いもので2年がたち、ベースの林 孝明さんが地理的な条件から都内のライブに毎回参加というのが難しくなってきました。また、ギターも山口玉三郎さんから新メンバーの長岡亮介に代わりどのようにサウンドが変化するのか興味津々で出かけてきました。
銀座でも老舗になるライブハウスRocky Topは山小屋風でいい感じのお店です。わたくしもすっかり常連になってしまいましたが、マネージャーの小柳和興氏が1月16日に病気のためお亡くなりになりました。しかし残ったスタッフは元気にお店を切り盛りしていて、ちょっと安心しました。なお、前回のBroken Ashesのライブでのギターはあの超多忙な白井英一郎氏が努めたらしいのですが、わたくしとしたことが、見逃してしまいました。レポートできずに残念、、お店のスタッフもすごく良いギタープレイだったと誉めていました。
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよAngels Rejoiced Last Nightから始まりました。二人のコーラスは本当に気持ちよくて、夢見心地です。ギターもウルトラテクニックなので慣れてないなんて言いながらも的確な演奏です。やはりCDからの選曲中心にどんどんライブは進行しますが、何といってもおもしろかったのがKeikoちゃんのMCです。何やら車の免許を取ったばかりとかで、上機嫌でした。教習所では18歳のあんちゃんからナンパされそうになったとかで大受けでした。Shimeが「そんな命知らずの若者がいるのか!」と驚いてくれて、またまた大爆笑!饒舌なKeikoちゃんは「車の次はお酒を覚えようかしら、、」なんて、、冗談でしょ!
セットリストは以下の通りですが、アンコールはあのクラレンスホワイトも歌ったLast Thing On My Mindでした。今夜も満足。
by Doctor TOMO

Angels Rejoiced Last Night
Send Me The Pillow
All I Have To Do Is Dream
Blue Eyes Crying In The Rain
Return Of The Grievous Angels
Love Hurts
Take It Easy
Long May You Run
Hickory Wind
Circle Game
Louisiana Saturday Night

Hard Times
Lullaby
Willin'
Teach Your Children
Oh Lonesome Me
If I Could Win Your Love
Living Without You
I Don't Want To Know
The Water Is Wide
Ophelia
The Boxer
Last Thing On My Mind
TOMOさんから、今回のLIVEの模様の録音が送られてきました。
さすがに良い機材を使われているようで、その場にいるかのような臨場感あふれる録音でした。(惜しいのはMC部のレベルが少し低いのです、これって贅沢ですよね(^^;)
さて、TOMOさんも書いてますが、メンバーの変更による音の変化が一番気になるのですが.....
第一印象は、軽快!カントリーぽくなった!ほんまに23才!
本来、エレクトリックギターよりアコーステックギターの方が好きな私なんですが、これほどぴったりしたサウンドには驚きました。玉三郎さんの時は強いて言えば『フォークカントリー』調だったんですが、長岡君と替わることにより『カントリーロック』調にシフトし、Shime、Keikoちゃんの歌声もより晴れやかに聞こえてきました。 
それと、KeikoちゃんのMCですが、旨くなりましたね!Shimeとのかけ合いはちょっとした漫才のようで、これは、是非生で聞かねば!!
林さん!今年は是非京都に来てくださいね。
by Havester KITA
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Orange County Brothers at 新宿タワーレコードインストア〜赤坂グラフィティ
Orange County Brothers at 新宿タワーレコードインストアそのまま赤坂グラフィティ行ってきました。
オレンジカウンティ!ファーストCD
の再発記念ライブということですが、夕方の新宿タワーレコードでのインストアミニライブからそのまま赤坂グラフィティまで追っかけて来ました!
70年代の日本ロックシーンでテックスメックスという強烈でダンサブルな音楽をまき散らしたオレンジ。長い空白期間を経て、ついに再結成したのです。わたくしの音楽遍歴の話になりますが、CarpentersBeatlesStonesから始まり、ブルースやウェストコースト、カントリーを好きになり、たどり着いたところがテックスメックスでした。テキサスとメキシコのボーダーミュージック、これほど楽しくて猥雑な音楽はありません。
残念ながらわたしがテックスメックスに目覚めたとき、オレンジは解散、メンバーも所在不明という有様で、、、追体験でしたが、彼らの音源を聞いて感動しました。
いまでこそルーツロックの好き者にはCajun、Zydeco、Tex-Mexなんかは知られていますが、 70年代半ばにDoug Sahmへのあふれんばかりの愛情をあからさまにした日本人がいたのは驚愕でした。 一度でイイからオレンジ、もしくはリーダー飯田雄一氏のステージを見たいもんだと狙っていました。 1999年末のDoug Sahm追悼ライブも見逃していたので期待はどんどん膨らんでいました。  
タワーレコードのインストアではドラムス抜きの数曲でしたが、Bayou waltzのフィドルを 聞いたら涙が出そうになりました。Cantina Angelでは飯田さんの歌声が素晴らしい! 飯田氏にサインをもらい、急いで赤坂へ!!
前座で要チェックだったHot Kumaのステージが終わったところでした。客席には高名な鈴木カツ氏、東ボブのサポートで知られる館長「東京グロスマン」氏の姿も、、
 前座2番バッターの良く知らないバンド(名前も忘れて、、)が終わり、ついにフルメンバーでのオレンジ初体験!ドラムスだけは夕焼け楽団のメンバーだそうですが、ペダルスチール、フィドル、ギター、ベースにボーカルの飯田さんはオリジナルメンバーです。
セットリストは別表の通りですが、初めから最後まで感動しっぱなしでした。途中、アコーディオンやギターの藤田洋麻氏も参加して、PolkaやZydecoも聞かせてくれました。
最後は夕焼け楽団の久保田真琴氏が登場し、Louisiana Lullabyを歌ってくれました。
久保田氏の泣かせるセリフは「夕焼け楽団」もいいバンドだったけど、オレンジにだけは勝てなかった。」と!




<SET LIST>

1,Bayou Waltz #1
2,これこそ男達の人生
3,Truck Drivin' Man
4,Barrel House Girl
6,Mexico野郎
8,Cantina Angel
9,Polka
11,Sleep Walk
12,Zydeco Train
14,Lucky Old Son
15,Crazy Love
16,Willin'
17,San Antone
18,Bye-Bye Rodeo
19,Orange Blossom Special
21,Louisiana Lullaby
22,Honky Tonk Women
by Doctor TOMO
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Shime & 西海じゃなくて? "Tequila Circuit" at Jerry Jeff
 さて今夜は早稲田の老舗、音楽バーJerry JeffShime & 西海を見に出かけてきました。Jerry Jeffは孤高の音楽評論家、小尾隆氏がたむろすることや、日本フォーク界の重鎮がライブをやることでも知られています。Shimeも早大生時代に出没していたそうです。その歴史ある店構えは他の追随を許さない風格に満ちています。酒飲みママは数日前カウンター内で転倒し、頭部を6針も縫って某医科大学病院に入院したばかりでした。
 ママさんはこの日午前中、わたしの勤務するクリニックに傷の消毒にやってきましたが、これまたシモの病気でわたしのお得意さんである西海君とばったり出くわし、何やってんだとお互い大笑い。
 ランチは西海君とBack In Townへ行きましたが、ステージのスクリーンには先日のTequila Circuitライブビデオが大写しです。他のお客さんも興味津々の様子。こんなもんを見ながら昼飯を食うとは思わなかったな。
 午後はわたしは某医大で仕事をまじめにこなし、夕暮れを待ってJerry Jeffまでテクテク歩いて行きました。朝から何やら怪しげな人たちと会って、また夕方には集合という、極めて奇怪な行動パターンの1日です。
 店に入ってみると、何だオックンもいるじゃないか?あれ?今日はShime & 西海じゃなかったっけ?テキーラの方がいいよ!こりゃあ儲けた。ブッキングする方も演る方もいい加減だからね。
 ライブはいつも通りのテキーラで絶好調です。ステージ真ん前のカウンターに陣取り、酒もどんどん進みます。お店の壁が古い木造なので音のはね返りがソフトで客席で聞いていても本当に気持ちいいです。
でもオックンは最近Midnight Moonlightをやってくんないんだよな。Marc BennoもいいけどたまにはPeter Rowan聞きたいな。ところで余談ですがJerry Jeffでは可愛い女子大生のバイトを入れてランチを始めたそうです。わたしも女子大生目当てに昼休みに出かけていったのですが、あいにくママが前日飲みすぎでお休みのようでした。
by Doctor TOMO
 Shime & 西海は2度ほどステージを観ているんですが、実はTequila Circuitはまだ観たことがありません。 つまり、オックンとはまだ遭遇していないんです。
ですので、CD(Tequila Circuit LIVE)には、まだオックンのサインがありません(^^;
今度、関西にきたら是非ゲットしなくては!!
by Hervester KITA
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